【アイスホッケー】ルールや基礎知識を初心者にも分かりやすく解説!

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【アイスホッケー】ルールや基礎知識を初心者にも分かりやすく解説!

2024/04/17

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氷上の格闘技とも言われているアイスホッケーは、選手が常にぶつかり合いながら競い合う競技です。

 

ボディコンタクトがルールとして認められているので、選手同士がエキサイトしてトラブルにならないようにルールも厳しく定められています。

 

そこで本記事では、アイスホッケーの基本的なルールや基礎知識について解説していくので、アイスホッケーに興味がある人などはぜひ参考にしてくださいね!

 

そもそもアイスホッケーってどんな競技なの?

アイスホッケーは、パックと呼ばれる小さな球を、スティックという木の棒でうまく操りながら、相手のゴールを奪い合う競技です。

 

アイスホッケーの道具の種類や名前については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください!

 

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アイスホッケーでは、ボディチェック、いわゆるルールとして認められています。そのため「氷上の格闘技」と言われることもあり、選手同士の激しくぶつかり合う様子が楽しめるエキサイティングな競技です。

 

また、アイスホッケーのリンクは、サッカーやラグビーのようにサイドラインやエンドラインというのがありません。そのため、他の競技ではあまり見られない、ゴール裏や壁を使ったプレーというのも可能となります。

 

氷の貼られたリンクの上では、選手同士が激しくぶつかり合い、時にはコンビネーションやテクニックを交えてゴールを脅かす姿を楽しめるのが、アイスホッケーという競技の面白いところです。

アイスホッケーの基本ルール

ここでは、アイスホッケーの基本的なルールについて解説していきます。

アイスリンク

まずはフィールドとなるアイスリンクについてです。アイスリンクは「長さ60m×幅30m」ほどで、リンクの短辺から4m離れた所にゴールラインが引かれ、その中央に高さ1.22m、幅1.83mのゴールポストが置かれます。

 

両方のゴールラインを3等分するようにブルーのラインがリンクに引かれており、自陣側のエリアを「ディフェンディングゾーン」、相手チーム側のエリアを「アタッキングゾーン」、中間のエリアを「ニュートラルゾーン」と呼びます。

メンバー

アイスホッケーは、基本的に1チーム17名で構成されます。実際に試合をするのは、ゴールキーパーを含めて6人です。

 

交代はいつでも可能となっており、ゲームが進行している途中にもかかわらず、選手同士が入れ替わる場合もあります。常に動き続けるため体力消耗が激しく、試合終了までに体力が持つようにするため交代頻度はかなり高いです。

得点

パックと呼ばれる楕円形の球を、スティックというボールを巧みに操って、ゴールに入れることで得点が決まります。

試合

アイスホッケーの試合は、1ピリオド15分で、3ピリオドの計45分間が競技時間です。

 

それぞれのピリオドの間は10分間のインターバルが挟まれて、試合終了の時点で同点の場合はサドンデスを行い先に得点を上げたチームが勝ちとなります。

 

サドンデスをしても決着がつかない場合、ペナルティショットという、フィールドプレイヤーとゴールキーパーの一対一の対決によって勝者が決まります。

アイスホッケーってどんなポジションがあるの?

アイスホッケーには、次の4つのポジションがあります。

 

  • センター
  • ウイング
  • ディフェンス
  • ゴールキーパー

 

ポジションごとの違いや特徴、役割については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください!

 

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アイスホッケーってどんな反則があるの?

アイスホッケーは競技の特徴としてボディコンタクトがある程度認められているため、悪質な行為に関してのみ厳しいペナルティが課せられます。

 

反則には「技術的な反則」と「ペナルティを課せられる反則」の2つがあり、それぞれの違いについて以下で詳しく見ていきましょう。

技術的な反則

技術的な反則を犯した場合、定められた場所でフェイスオフによる試合再開が行われます。技術的な反則の具体例については、以下のとおりです。

 

  • オフサイド…攻撃側の選手がパックを持つ選手より先にブルーラインを終えてアタックゾーンに入ってしまった場合
  • アイシングザパック…守備側の選手がセンターラインの手前からパックを出して、誰にも触れられることなく相手陣地のゴールラインを超えてしまった場合

ペナルティを課せられる反則

ボディチェックが認められているアイスホッケーですが、相手に怪我を負わせる可能性があったり、公正な試合を進めることを妨げたりするような危険な行為に対しては、帯状処分などのペナルティが課せられます。

 

ペナルティを課せられる反則の具体例については、以下のとおりです。

 

  • マイナーペナルティ…相手に乱暴したり転ばせたりする行為。2分間退場となり、チームは1人欠けたまま試合が続く
  • メジャーペナルティ…相手の後方から激しくぶつかったり、意図的にキーパーにぶつかったりする行為。5分間の退場となり、チームは1人欠けたまま試合が続く。
  • ミスコンダクトペナルティ…スティックを投げ出したり、暴言を吐いたりする行為。10分間の退場となり、その間は交代選手が出場できる
  • ゲームミスコンダクトペナルティ…故意の反則。残り時間その選手は全員退場となる。

 

アイスホッケーでは、反則を犯した場合、1人少ない状態で戦わなければなりません。相手チームより少ない人数で戦うことをショートハンド、多い人数で戦うことをパワープレーと言います。

まとめ

今回は、アイスホッケーの基本的なルールや基礎知識について解説してきました。

 

特にペナルティや退場に関しては、他の競技とは異なり独特のルールを定めているのがアイスホッケーの特徴です。

 

本記事を参考にして、基礎的なルールや独特のペナルティ・反則に関する定めを覚えておけば、アイスホッケー観戦をより楽しめること間違いありません。

 

 

 

 

<参考記事>

ルールの説明(初心者向け)丨日本アイスホッケー連盟

ルールの説明(基礎知識)丨日本アイスホッケー連盟

 

この記事を書いた人

Engate Media編集部

Engate Media編集部

Engate Mediaの編集部です。スポーツ業界やスポーツを支える業界で活躍するキーパーソンのインタビュー記事やスポーツ業界の最新ニュースをお届けします。公式Twitter: @EngateInc

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