バスケのフローターシュートは難しい? プレーのコツも紹介

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バスケのフローターシュートは難しい? プレーのコツも紹介

2023/09/17

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バスケットボールは、自分が攻めている方向のリングに上からボールが通過することで得点が入ります。その得点は、打つ距離などによって1回につき何点入るか変わります。

 

フローターシュートは、数あるバスケのシュートの1種類であり、テクニックが必要と言われるレベルの高いシュート方法でもあります。

 

今回は、このフローターシュートとは何なのか、習得のポイントなどについてお伝えします。

フローターとは

バスケにおいて「フローター」とはシュートのひとつです。レイアップシュートに分類されるひとつで、威力はそれほどないものの、ディフェンダーをはじめ選手の頭の上を高く超えていくシュートを打つことから、身長がそれほど高くない選手でも効率的にポイントを獲得できるシュートとも言われています。ただ単純に低身長な選手が使いやすいシュートと思われるかもしれませんが、コントロールが難しいなどハイレベルでテクニックが必要なシュートです。

 

そもそもレイアップシュートとは、アンダーハンドとオーバーハンドの2種類に分けられ、フローターシュートはオーバーハンドレイアップに分類されます。

 

オーバーハンドレイアップシュートは、ゴールに向かって攻め、最後には上向きの方向でボールを押し上げるようにするものです。アンダーハンドは、同じように攻めますが、下からすくうような形でシュートを打つのが特徴で、ボールコントロールがしやすいため、バスケを始めて最初に習得するシュートともいえます。

 

そして、フローターシュートは、このオーバーハンドレイアップシュートを使って、ディフェンスのブロックを超えていくように打つことを言います。フローターは、英語の「float」から来ており、浮かすという意味があります。また、ボールがそっと落ちてくる様子からティアドロップとも呼ばれているシュートです。

 

たとえば日本人選手が海外の身長の高い選手と戦うときなど、相手選手との身長差がある時こそ有効に使いこなせるシュートになっています。

フローターシュートを使うメリットやデメリットは

試合のなかでのあらゆる動作にはリスクがつきものです。フローターシュートにも使う場面によってメリットやデメリットがあります。

 

先にもお伝えしたとおり、フローターシュートは相手チームのディフェンスが高身長の選手であってもシュートを打つことができるのが最大のメリットです。一般的にアンダーハンドレイアップのほうがシュートの確率は高くなりますが、相手チームのディフェンダーが高身長の選手だった場合、シュートの確率と同時にブロックされる確率が高くなってしまいます。

 

一方で、フローターシュートはテクニックが必要なシュートである以上、シュートの確率は下がってしまうのは避けられません。ドライブで攻め、最後はジャンプして上にふわっとボールを上げ、シュートするのはプロの選手にとっても簡単ではないことです。

フローターシュートの動作や手順

フローターシュートは自チームのガードがインサイドへドライブした時、相手選手インサイドのブロックが高身長の選手だった場合などに使うのが有効で、身長の高い相手に対しても積極的に使うことができます。

 

走りながら流れを止めずにシュートを打つ方法を、ランニングシュート、レイアップシュートなどと言いますが、フローターはこのレイアップシュートの応用になります。

 

ここでは、簡単にフローターシュートの動作についてお伝えします。

まず、通常のレイアップシュートを打つ時に踏み込む位置よりも、少しゴールから離れたところからステップを開始するのがポイントになります。

 

ステップは、ワンステップで踏み込むか、ワンツーステップで踏み込む2つの方法があります。シュートは、下からではなく、ワンハンドで真上に腕を上げ、ボールを離します。ボールは無回転で打つのが通常で、ボールをリリースする瞬間も手首を返しすぎないのがフローターシュートです。

フローターシュートのコツ

相手チームのディフェンスの把握

まずは、相手チームのディフェンスの状況をしっかりと理解することが肝心です。ゴールへ意識を向けるよりも先にディフェンスの配置をしっかりと把握しておくことが、フローターシュートで狙いを定め、シュートするポイントになります。ボールを放つためにリングとの距離感を測っておくことも大切ですが、ディフェンスがどのような位置取りで、どのような動きをしているかを把握することもシュートの確率に影響します。

手首の使い方

また、シュートを打つ瞬間の手首の使い方も非常に重要になります。フローターシュートは、オーバーハンドレイアップシュートであるとお伝えしましたが、オーバーハンドでシュートを打つ時は、どうしても手首を返してシュートを打ってしまう選手が多くいます。

 

しかし、フローターシュートでは手首をスナップせずに、返しすぎずに固定してシュートを打つのがポイントとなります。これは、リングまでの距離を正しく把握し、コントロールするためには手首のスナップが邪魔になってしまうためです。

 

手首はしっかりと固定する気持ちで、指の腹のちからを使ってボール自体は腕で押し上げるように打つのがポイントになります。

ボールは無回転で早めにリリース

正しく手首を固定して、指や腕を使ってシュートが打てるようになると自然と無回転で打てるようになりますが、フローターシュートは無回転が基本です。通常、シュートはスピンをかけて打つことが多いですが、フローターシュートでスピンをかけてしまうとさらにボールコントロールが難しくなってしまいます。

 

加えて、ディフェンスにシュートのタイミングを合わせられてしまうと、無回転で威力はそれほど強くないのでカットされる確率も高くなってしまいます。ディフェンスにつかまらないためにも、早めにボールをリリースするのがポイントです。フローターシュートでは、アンダーハンドでのレイアップや、ジャンプシュートのときにできる微妙な間のためを無くすことが大切になります。最高到達点でさっとシュートを打てるようにするのが、ディフェンスにもつかまりにくく、フローターのなかではボールコントロールもできるシュートになるというわけです。

まとめ

バスケのフローターシュートについて理解していただくことはできたでしょうか。数あるシュートのなかでもテクニックが必要でレベルの高いプレーになりますが、習得して、自分よりも高身長の選手の頭上を超えてシュートできるようになると、新しい戦い方にもなるでしょう。

 

まずは、ゴール下の位置から押し出すイメージでフローターシュートの練習を始めてみましょう。ドリブルを入れたり、ドライブからの流れを含めてスピード感を掴んで少しずつ試合での形に近づくようにシュート練習を進めてみてください。最終的には、ディフェンスの位置を把握しながらフローターシュートを打つなど実践形式の練習で習得できると、試合でも使えるようになるかもしれません。ぜひフローターシュートをマスターしてみてくださいね。

 

<参考記事>

フローターシュートの基本と考え方 | BASKET BALL TERMINAL

https://basketball-terminal.com/2021/03/18/%E3%80%90%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%80%91%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E6%96%B9/ 

 

【完全版】バスケのフローターを解説!オフェンス力を上げるシュートや練習方法を徹底解説! | 考えるバスケットの会(中川 直之)

https://xn--r8jzdxd0gob9c9ayd5474bghwf.com/floater/ 

この記事を書いた人

Engate Media編集部

Engate Media編集部

Engate Mediaの編集部です。スポーツ業界やスポーツを支える業界で活躍するキーパーソンのインタビュー記事やスポーツ業界の最新ニュースをお届けします。公式Twitter: @EngateInc

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